股関節痛(変形性股関節症)

成人の股関節痛の中で最も多いのが、変形性股関節症です。
また、そのほとんどが臼蓋形成不全を伴っています。
 
サッカーや空手などの足を蹴り上げるスポーツに多く、バレエをやっているダンサーもなりやすいです。
特にスポーツをやっていない主婦の方や、デスクワークの方にも発症します。
 
症状としては、跛行をきたしたり、腰掛けられなくなったり、正座が出来ない、あぐらがかけない、靴下の着脱が出来ないなどです。
 
痛みを訴える場所は主に、鼠径部、大腿前面、臀部後面です。
また、股関節と腰椎は連動しているので、股関節の不具合を骨盤や腰部で代償しようとするため、腰痛も併発します。
 

【治療】

中国では小針刀を使って股関節痛を治療しています。
大腿骨頭が寛骨臼にはまっている部分の隙間がなくなり、骨頭が潰れてしまった大腿骨頭壊死症も治癒させています。
子供は2年、老人では3年と時間はかかるものの、完治させています。
 
当院でも、股関節痛治療には寛骨臼付近まで届く長い鍼を使用し、股関節の動きを考え、関連する腰回りの筋肉や、場合によっては大腿部の筋肉も併せて治療します。
しばらく治療しても改善が悪い場合には、特殊な鍼を使って治療します。
 
股関節に痛みがあり、病院で臼蓋形成不全、変形性股関節症と診断を受けている方、または医者から人工股関節の手術しか方法がないと言われた方でも、当院の鍼で改善できる可能性があります。
 
どうぞ勇気を持って、その一歩を踏み出して下さい。